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2014年1月2日木曜日

まさかのテロ予告!③

出品された物を見てわたしは目を疑った!

金額にではない・・・ 出品された商品を見てだ!

私の手が震えた事をいまもよく覚えている・・・

そこには私が以前から欲しがっていた スタークカッツェが出品されていたのである!!

しかも強化済み!

なんということだ・・・ ゆうちゃんはわたしにプレゼントをしようと考えていてくれたのだ!

自身で取ったであろうその武器を 私に・・・ こんな私に・・・ プレゼントしようと・・・

すまない・・・ ゆうちゃんよ・・・ 疑って本当にすまない・・・

出品を確認しわたしはすぐに購入した!

した!? むむ!? した・・・?

できなかった・・・

所持金が足りなかったから? いや違う 金額はわたしの所持金に合わせて低めに設定されていた

ではなぜ・・・

どうやら先に他のプレイヤーに購入されてしまった様だ・・・

なんて事だ!! ゆうちゃんに妙な疑いをかけた私にへの罰があたったのだ!

くそう・・・ くそう くそう!!

わたしは悔しさで感情を抑えきれなくなっていた・・・

ほしかった武器を手に入れれなかったため? もちろんそれもある

ゆうちゃんを疑った事? もちろんそれもある

だが、なによりも悔しいのはゆうちゃんの気持ちに応えてあげれなかったことにである!

わたしが妙な疑いをかけなければ・・・ わたしの日頃の行いが今よりもすこしでも真っ当であれば・・・

神様はわたしにこんな事はしなかったであろう・・・

すまない・・・ ゆうちゃん・・・ 本当にすまない・・・

こんなわたしを許してくれとは言わない・・・ だが・・・ 見捨てないでほしい・・・

購入出来なかった事を告げると また 暫くの間無言が続いた・・・

さすがのグラハルトもなにも言葉が出なかったようだ・・・

当然だ・・・ すべてはわたしの日頃の行いが招いた事なのだから・・・

当然の報いである・・・

しかし神様よ! これはすこしひどくないかい?

ゆうちゃんには何の罪もないのだ!

そんなゆうちゃんの気持ちを踏みつける様な事をしなくてもいいのではないか!

ええい! わたしは神など当てにしない!

少しでも望みがあるならば スタークカッツェを取り戻す手段を考えよう!

そう心に決め、わたしはゆうちゃんから購入主の名前を聞き出した。

つづく

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